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珍しいビールを飲みに行こう

パウエル・クワック

 珍しいビールを飲むためには、ビアカフェに行くか、通販でお取り寄せをすることになります。
 最近では、じわじわと専門店が増えてきました。
 日本のビアカフェは、なぜか隠れ家的な立地が多くなっています。お役立ちリンクのページからたどっていけば、きっと、輸入ビールや地ビールの飲めるお店が見付かるはずです。

 敷居が高く感じるかもしれませんが、気にすることはありません。飲みたいビールを飲む、旨いと思ったものが旨い、それだけで良いのです。
 また、ビアカフェで飲むときは、銘柄に合わせたグラスが出されます。日本のビアホールでは、いつも同じようなジョッキですよね。
 珍しいグラスを手にするのも、楽しみの一つです。
 この写真、実験器具のフラスコではありません。横にビール瓶がありますよね。「パウエル・クワック」というベルギーのビールです。

ベルギービールの飲み方

シメイ・レッド、シメイ・ホワイト、シメイ・ブルー  とは言っても、何から手をつければいいのか……と思うのは、人の通りというもの。
 それでは、写真にある「シメイ」という銘柄のビールはどうでしょう。
 シメイはトラピストビールの中でも特に有名な銘柄で、日本には、「レッド」「ホワイト」「ブルー」の3種が通常輸入されています。
 同じ銘柄でも、種類によってどれだけ味や香りが違うのか、飲み比べてみると、きっと実感されることと思います。
 ときどき、「ブラック」などの珍しいものも輸入されます。そういった掘り出し物に出会うことも、ビアカフェでの楽しみと言えるでしょう。

 ビアカフェでのルールが1つだけルールがあるとすれば、それはゆっくり楽しむことです。
 日本のビールは、冷えた状態の喉ごしを堪能しますが、ベルギービールは、ゆっくりと、温くなることを気にしないで、マイペースで味わうのが通です。
 何しろ、冬にはホットビールなるものが登場するくらいなのですから。

ビールをもっと知りたい!

 ベルギービールだけでなく、各地の珍しいビールの普及に努めているのが、日本地ビール協会です。
 各種セミナーを開催し、ビアテイスターやビアジャッジの認定を行っなています。
 中でも、関東と関西で毎年行われる「ジャパン・ビア・カップ」には、日本中からビール好きが集まってきて、飲み放題の地ビールに群がります。
 このイベントは、日本で生活している外国人にとっても、故郷のビールに再会する機会となっているようです。